子どもの教育費準備

子どもの教育費はひとり1000万円必要?

子どもにかかる教育費の総額は「1人につき1000万円」っていうだいたいの金額、皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

これを聞いて、「えっ!そんなにかかるの?」と思われた方も「いやいやもっとかかるでしょ~」と思われる方も様々だと思います。

「総額1000万円いるよ」って言われても、詳細がわからなければピンときませんよね。公立の学校に行くのか、私立の学校に行くのかや、大学に進学するのかで当然、金額も変わってくるはずです!

おおまかな総額だけわかっていても、実際にどうしたらいいのかわからないですよね。実際筆者には、今中学1年生と小学5年生の子どもが二人いるけれどこの子達がこの先大学進学を選択した場合、今のままの家計状況で大丈夫なのかな? 貯金はいくらしておく必要があるのかって漠然とした不安だけ抱えている状況です。

子ども達にはお金のことで苦労をかけたくない!とは思っているけど、今のままで本当に大丈夫なのか、文部科学省が実施している「子どもの学習費調査」平成28年度の結果を参考に少し調べてみたいと思います!

文部科学省は、子どもを公立又は私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校(全日制) に通学させている保護者が、子どもの学校教育及び学校外活動のために支出した1年間の 経費の実態をとらえる「子どもの学習費調査」を、平成6年度より隔年で実施しているそうです。

以下は文部科学省が発表した「調査の内容」の詳細の引用です

1)調査対象:公立並びに私立の幼稚園,小学校,中学校及び高等学校(全日制)の 幼児・児童・生徒
2)調査方法:全国1,140校 29,060人を対象とした抽出調査 (うち有効回答数 23,706)
3)調査項目:保護者が支出した1年間・子供一人当たりの経費(学校教育費,学校 給食費,学校外活動費),世帯の年間収入

※参考URL
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/1399308.htm

有効回答数約2万3千件のデータによるものなんですね。学習費のなかには学校外活動費も含まれるということで、習い事や塾に関する費用なんかも入っています。

では定番の幼稚園から高校まで全て公立で進学した場合の結果を確認してみます。

①公立幼稚園3年間総額:約68万円

②公立小学校6年間総額:約193万円

③公立中学校3年間総額:約143万円

④公立高校3年間総額:約135万円

合計539万円ということです!

では全て私立だった場合です。

⑤私立幼稚園3年間総額:約145万円

⑥私立小学校6年間総額:約916万円

⑦私立中学校3年間総額:約398万円

⑧私立高校3年間総額:約311万円

幼稚園だけ私立とか中学校から私立とかはそれぞれ①~⑧の組合わせを変更して総額が出ますね。

全て公立だけだと高校まで合計約539万円で、噂の1000万円総額まで残り461万円です。私立に至っては、小学校で約916万円なら全然1000万円では足りないってのが一目瞭然ですね。

文部科学省の「子どもの学習費調査」は高校までの調査なので大学については別途調べてみると、日本政策金融公庫が高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用を調査したもの(平成29年度版)がありましたので、そちらを参考にしたいと思います。ちなみに日本政策金融公庫とは2008年10月1日付で設立された財務省所管の日本の政策金融機関です。

※参考URL
https://www.jfc.go.jp/n/findings/kyoiku_kekka_m_index.html

大学に関しては、国公立・私立以外に自宅から通学・自宅外通学(下宿や寮・一人暮らしなど)でもまた選ぶ学部によっても大きく変わってきますので一概には言えない状況です。

おおまかに結論を書くと、一番金額が少なくてすむ国公立大学進学&自宅通学の場合でも四年間で約500万円です。

一番お金がかかると言われている私立医歯系学部に至っては、入学金と授業料だけでも4年間で軽く1500万円越えです。それに自宅通学の場合なら通学費、自宅外通学なら住居費用などさらにかかりますね。もう想像するのも恐ろしくなってきました。。。

ここで「子ども一人につき約1000万円」に話を戻します。

全て公立で幼稚園から高校まで進学した場合の総額が約539万円でした。国公立大学進学&自宅通学で約500万円だとすると、ここで合計約1000万円が見えてきましたね!

各家庭によっては、習い事・塾にかける費用や電車代などの通学にかかる費用など、多少なりとも当然変わってきます。

子ども手当を貯金したり、学資保険を利用したりと皆さんいろいろ対策もされているでしょう。うちでは更に出産祝いや入学祝いなどでいただいたお金も貯金に回してますが、私立大学を選択するとなるとこれでは足りないんだなと正直不安になりました。

とはいえ一番大事なのは子どもが将来、何になりたいか?ですよね。

「お母さんと一緒で看護師さんになりたい」「お父さんと同じ消防士になりたい」「美容師さんになりたい」など、親と同じ職を選ぶ子ども達も多いようです。

夢を持ったら叶えてほしいし、その夢を叶えるためのお手伝いも出来る限りしてあげたいと思うのが親心ですよね。

うちの上の娘(現在中学1年生)は小学校6年生の時に、将来なりたいものを決めたようです。小学校最後の授業参観で発表してくれました! 自分でその夢を叶えるためには、この先どうしたらいいのかも調べて発表していました。大学まで必ず行かないといけないし、その先の勉強や資格試験もあるようです。

まだ中学生ですが、テスト勉強の時なんかも目標があるからか、自分から取り組んでいい成績が取れるようにがんばっているようです。そんな姿を見てますので、行きたい大学や学部に行けるように、親としても学費の準備はしっかりと計画しないといけないと改めて考えるようにもなりました。
どうしても金銭的に難しくても、進学をあきらめるのでなく奨学金制度の利用を検討することもできます。

下の息子(現在小学校5年生)はまだはっきりした夢はないみたいですが、この子もいつか将来の夢をしっかりと持った時、同じように応援してあげたいものです。

この記事を書いた人

わざびと